宮島の王道観光コースと言えば…
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表参道商店街で食べ歩き(焼き牡蛎・あなご天)
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厳島神社参拝
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昼食(あなごめし)
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宮島水族館 or 弥山登山
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表参道商店街に戻っておやつ食べ歩き(揚げもみじ)
&お土産購入(もみじ饅頭・しゃもじ)
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私の肌感覚では、観光客の8割ぐらいがこんなルートです。
しかし!
定番観光ルート紹介は他サイトにも、山のようにありますので(笑)
月に1度は宮島を訪れている、広島県民の私、ガンちゃんが、
「お金をかけずに」楽しめる、「隠れ観光スポット」をご紹介します!
“宮島は1回修学旅行で来たんだよね~”
という2度目の宮島観光などにもおすすめです。
~お金をかけずに楽しめる宮島 “隠れ観光スポット” 4選~
①「大聖院(だいしょういん)」【場所:厳島神社出口から山側に向かい徒歩5分】
拝観料:無料(各お堂にお賽銭箱があるので、お気持ちを入れて拝観しましょう)
宮島最古の寺、大聖院は弘法大師空海が開祖したお寺で、天皇家ともゆかりがあり、豊臣秀吉もお茶会を開いたと言われる、非常に由緒正しいお寺。
それにもかかわらず、お寺のアミューズメントパークと噂されるほど、訪れて楽しい要素が盛沢山なのですよ!今回は、大聖院の中で特にお勧めしたいスポットを2つご紹介します。
【遍照窟(へんじょうくつ)】
遍照窟は大聖院の大師堂の地下にある人口洞窟で、四国八十八箇所の寺の本尊が安置してあります。本尊の手前には、八十八ケ所の寺の砂が敷いてあり、本尊の前を一周するだけで四国八十八ケ所を巡ったのと同じ四国霊場巡りのご利益があります。
2ヵ月かかるお遍路がここに来ればたったの5分足らず。時間のコスパも最強です!
たくさんの灯篭に埋め尽くされた天井、そして数々の仏像。きらびやかで神秘的な堂内を歩くだけで、気持ちが改まり、不思議な感覚を味わえました。
【戒壇めぐり(かいろうめぐり)】
大聖院に入ってすぐ右に見える観音堂。そこの床下に戒壇めぐりの入り口があります。
その下にある光ゼロ空間の真っ暗闇。
暗所の道をたどることによって人間の心身を清め菩薩に導かれて必ず極楽へ往生することが出来ると言われています。
暗闇って想像以上に、めちゃめちゃ怖いですよ!!!!
壁に手をついて、手探りで歩いていくのですが、自分自身の手も足も見えないんですよ。
もちろん前の人も見えないので、人がいないかを音や雰囲気で察知しながら、静かにゆっくり歩き進めるしかありません。
地上の光が見えた瞬間の安堵感はなんとも言えない幸せを感じました。
広島の人でもここを知らない人が多いので、ぜひ体験してもらいたいです。
大聖院にはほかにも魅力的なお堂やお地蔵様がたくさん!
見て回るだけでなく、写経や、数珠作りなどの体験や、事前予約しておけば精進料理も味わえます。
たくさんのおみくじや、絵馬、お守りも数多くありますよ。
↓これは「守り砂」というお守り。
昔旅人が、旅のお守りに宮島の砂を持ち帰ってお守り替わりにしていたという言い伝えをモチーフにしたお守りです。願いが叶うとお礼参りにお砂を返納いただくのですが、たくさん返納されているようでした。
②アート作品との一期一会を楽しめる「ぎゃらりぃ宮郷」 【場所:町家通り】
入場料:無料
「ぎゃらりぃ宮郷」は、宮島にある元杓子問屋の古民家をリノベーションしたギャラリーカフェです。レンタルギャラリー、喫茶、雑貨販売を行っています。
ギャラリーは定期的に作家さんが入れ替わっており、絵画や書、アクセサリー、洋服など、様々なアーティストの作品に出合える場です。
作家さんがその場におられることもあり、作品の背景などを直接聞くことが出来ることも。
眺めて楽しむだけでも、お気に入りを見つけて、買って帰ることも可能です。
③島民もおすすめのランチスポット「山村茶屋」 【場所:藤の棚公園内】
宮島の地元住民に愛されるお店。観光地とは思えない値段設定で一番安いかけうんどんは、なんと440円。お座敷もあり、子供連れでも嬉しいですね。
もみじ谷公園の先の、少し開けた場所にあります。桜の木もたくさんあったので、花見スポットとしても良さそうでした。
人気メニューは、焼き飯と聞いていたので、早速注文。
手作りの昔ながらの焼き飯ですが、想像以上の美味しさに、一緒に行ったスタッフとお互い目を見合わせました。
裏メニューの肉そばは、コショウの効いたサッパリしたラーメンで、これもまたうまい。
次はオムライスにチャレンジしたいなぁ。
④手軽に、眺望を楽しみたいなら「etto交流会館」【場所:町家通り先】
入館料:無料
町家通りを抜けてトンネルをくぐった先にある、etto交流会館。
表参道商店街にあった、大杓子もこちらに移転されていて、写真スポットになっています。
2021年に開所の新しく綺麗な建物で、館内は無料の休憩場所や、トイレ、授乳室も完備。
そして3階の展望台があり、五重塔や千畳閣、宮島の町並み、穏やかな瀬戸内海素敵な景色を堪能することができました。
もっと高いところからの景色を!っというかたで、体力に自信があるならば弥山(みせん)も一度は登ってみる価値ありです!
360度瀬戸内海を見渡せ、穏やかな海に浮かぶ島々をうっとり眺めることができます。
弥山へは、登山するなら、片道2時間。ロープウェイを使っても、片道30分は歩くので、いずれにしても、スニーカーと飲み物は必須ですよ。
ハイヒールで行くなら、ロープウェイの降り口獅子岩展望台までにしたほうが、その後も楽しく宮島散策を楽しめます。
今回はお金をかけずにをテーマで、穴場スポットを絞ってみましたが、まだまだ宮島には魅力的なスポットがたくさんあります。
またの機会にご紹介させていただきますね。お楽しみに~♪
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